あっという間にそば屋にとっては年末の足音が聞こえ始める11月に入りました。忘年会のご予約も頂くようになりました。年越し蕎麦の御注文も入り始めています。市内から見える蔵王の山々が白く化粧をしている朝も多くなりました。いよいよ冬ですね。

年越し蕎麦のご注文受け付けを開始いたしました。今年も年末だからといっていつもと変えることなく、地道に全て手打ちでご用意いたしますので、受付数に限りがございますので、是非お早めにご注文くださいませ。

ほんとうにあっという間に夜風が涼しくなり、日によっては寒いと感じる
ようになりました。夏が過ぎ去る寂しさはありますが、長袖を着る心地よさも
また格別なものがあります。
また、秋は様々な食材が溢れ、美味しいもの好きにはたまらない季節です。
そばも新そばの季節を控えています。
季節のつまみを肴に美味い酒と新そばを是非味わってください。

観光にはもってこいのシーズン、山形にお越しの際には、是非庄司屋へ
お立ち寄りくださいませ。

お盆期間は休まず営業いたします。山形へお越しの際には
是非お立ち寄りくださいませ。
正直な手打ちの仕事で皆さまのお越しをお待ち申し上げます。

尚、13日～17日までの間は御席のご予約並びに、そば会席の
ご予約をお断りさせて頂いております。
何卒ご理解くださいますよう、お願い申しあげます。

創業以来150年間の歴史と伝統を引き継いだ正直なものづくりを信条とし、毎日毎日職人の手作業にておそばをご用意致しております。山形にお越しの際は、是非お立ち寄りくださいませ。

天保そば」の季節です。品種改良とは無縁の、野性味あふれるそばの味を是非ご賞味ください。期間限定ご提供です、ご希望の方は是非お早めにどうぞ（6月いっぱいのご提供を目処にしておりますが、出方にもよりますので、こちらでその都度、お知らせいたします。）

「天保そば」とは
福島県「大熊町」のとある民家の屋根裏から発見された、御先祖様が子孫に対して、飢饉の時に食料に困らないようにという思いで残した、深い物語のある天保時代のそばの実。
ただ、それはそれは古いものの為、大熊町の方々が由緒ある大学の研究機関に依頼しても、「種子としての発芽能力はない」という残念なお墨付きを頂いてしまった。しかし、あきらめきれない思いで、最後の望みと山形のそば粉製粉会社の社長へ、話を持ち込み、最先端の機関で可能性を否定されたその種を、社長はじめ、有志で集まったそば屋の旦那達が、「発芽」...させてしまったのです。
そしてその発芽したいくつかの芽を、「天保そば保存会」のメンバーが大切に大切に、他種と交配しないよう飛島で守り続け、収穫量を増やしていった、言ってみれば「奇跡のそば」。
（何故飛島かと言うと、そばは主にミツバチなどを介して受粉します。ということは、周辺に他種のそば畑があると、簡単に交配してしまうという理由です。酒田から飛島まで、約35キロ。通常ミツバチが飛ぶ距離では考えられないそう。もちろん島全体に協力していただき、他種のそば栽培は行わない様お願するかわりに、収穫期に島民全体御招待で感謝のそば祭りを行っています）
今は、色々な食物で食べやすいように、時代に合うように「品種改良」が当たり前ですが、このそばはそんな工夫とは無縁の、野性味のある強さを感じる「そば」です。