【山形の春の風物詩】寒ざらしそば、はじまります。

いつも格別のご愛顧を賜り誠にありがとうございます。
今年も『寒ざらしそば』の季節がやって参りました。すっかり山形の春の風物詩となり、職人たちも、独特の感触を確かめるように打っています。
通販:4月4日(火)販売開始 『寒ざらしそば』の商品一覧はこちら▶︎
店頭:4月5日(水)ご提供開始
皆さま是非ご賞味くださいませ。
「寒ざらしそば」とは、
冷蔵、冷凍なのど保存技術が未発達だった江戸時代、昨秋に収穫されたそばを、より美味しい状態で将軍様へ献上するために考え出された手法。
玄そば(殻のついた蕎麦の実)を大寒の日から十日間ほど清流に漬けた後に、山から吹き下ろす寒風に晒し乾燥させたのちに、そば粉として使用します。このような手間をかける事により、あくや渋みが抜けて、甘みが際立つ「寒ざらしそば」ができあがります。
これらは約35年ほど前にこの作業方法を文献内で発見し、山形蕎麦を担ってきたまた先人たちが再現したものです。時を経て今現在も脈々と引き継がれています。
このような物語り豊かな『寒ざらしそば』を皆様に是非お召し上がり頂きたいと、心よりお待ち申し上げます。