今年の『寒ざらしそば』がはじまります。

寒ざらしそばについて

今では、すっかり山形の春の風物詩となりました『寒ざらしそば』。
玄ソバ（殻のついたそばの実）を大寒の日から十日間ほど冷たい清流に浸け、これを引き上げて蔵王から吹き降ろす寒風に晒して乾燥させて挽いた粉でそば打ちします。

このような手間をかけることにより灰汁や渋みが抜けて、風味と甘みの際立つ『寒ざらしそば』が出来上がります。

今年は4月7日から打ち始め

今年の寒ざらしそばは4月7日水曜日より打ち始めます。乾麺も同時に販売開始です。コロナウイルスによる影響が続いておりますので、恒例の試食会等を中止し、メディアでの取り上げもないため地味なスタートになりますが、粛々と良いそばを打ちたいと思います。

オンラインショップでも販売予定

今年は寒ざらしそばの「生麺」「乾麺」のオンラインショップ販売をいたします。ご自宅でもおいしく食べていただけるように、当店ならではの工夫をしております。正式な発売日程が決まり次第、お知らせを各SNSで告知いたしますのでお待ちください。

お客様へのメッセージ

コロナウイルス感染予防対策を万全にお待ち申し上げますので、皆様是非、山形の春をお召し上がりにいらして下さい。

桜前線の北上が思ったよりも早く、ここ山形でも4月2日に開花宣言が出されました。この1週間から10日前後が見頃でしょうか。今年も宴会を伴う「お花見」はかなわず、せっかくの桜がもったいない気持ちにもなります。

お一人お一人が感染しない事、また、ひっ迫する現場で戦う医療従事者へ敬意を表する意味でもグッとこらえ、「来年」いつものお花見が出来るようみんなでこの事態に立ち向かわなければと思います。

新型コロナウイルス対策についての取り組み

・幸町本店・七日町店とも店頭、店内の手指消毒用のアルコール液設置
・お食事時以外のマスクの着用のご協力
・室内の換気を頻繁に行う
・働く者全員の朝の検温と体調申告
・マスク着用での接客、調理
・店内、厨房のアルコールスプレーによる消毒（随時）
・メニュー冊子、手すり、取っ手等のアルコールスプレー消毒（随時）
・入口の「のれん」は複数のお客様が触れてしまうため、折り返して掛けております。
・次亜塩素酸による空間除菌装置の設置。

尚、有効なものがあれば随時追加し、より徹底した管理とします。
大変申し訳ございませんが、微熱の方、体調不良の方の入店はご遠慮いただきますようお願い申し上げます。